監督:ラナ・ゴゴベリゼ
1978年/ソ連・ジョージア/95分/35mm→デジタル/カラー/提供:ジョージア映画祭、コミュニティシネマセンター
様々な女性たちの苦悩を取材する女性新聞記者を通じ、人が生きる上での根本的な問題を鋭く捉え、現代にも通ずる社会問題が浮き彫りにされている。夫と二人の子供の世話をしながら懸命に仕事に取り組んでいる中、彼女の前に家庭の問題が立ち塞がる。女性である監督の自伝的要素を含みながら、女性の生き方を丁寧に取り上げた本作はジョージア初のフェミニズム映画ともいわれている。また、ラナ・ゴゴベリゼ監督は戦後のジョージア映画の巨匠の一人。ソヴィエト連邦国家賞、1979年サンレモ国際映画祭ではグランプリを受賞している。
<上映日>
12月7日 (日) 16:25~18:00/95分
★上映後トーク:はらだたけひでさん (画家・ジョージア映画祭主宰)
12月8日 (月) 12:50~14:25/95分