監督:金綺泳 (キム・ギヨン)
1960年/韓国/111分/35mm→デジタル/モノクロ/権利元:金東洋
実際に起きた下女による幼児殺害事件をモチーフにした作品。工場で女工たちにピアノを教える真面目な教師ドンシクは、妻と子供2人と共に豊かな暮らしを送っていた。だが、家の新築を機に下女を雇ったことで、家庭の空気が一変する。韓国映画最大の鬼才、金綺泳 (キム・ギヨン) 監督の代表作であり、韓国映画史に残る傑作。当時のアジア映画祭では、小津安二郎の『秋日和』を上回る評判を得たとされる。ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』は影響を受けたという。本上映は監督の遺族との交渉で実現した。
<上映日>
12月7日 (日) 13:35~15:56/111分+30分
★上映後トーク:石坂健治さん (東京国際映画祭シニア・プログラマー)
12月11日 (木) 15:30~17:21/111分